建築設計は、東環境・建築研究所の代表・東利恵氏が担当。ゲストの寝起きするキャビンは美しい景色を眺め自然を楽しむための空間です。キャビンの扉を開けると、その先に富士山と湖が目の中に飛び込んできます。このキャビンからの眺めを生かすために、室内は色を消し、ミニマムに仕上げられています。各キャビンには景色や風とともにくつろぐテラスリビングがあり、夜には炎を楽しめる仕掛けがあります。
パブリックエリアは、キャビンからさらに丘を登った林の中に、ダイニングやカフェ、クラウドテラスが点在するように設計されています。最初に目に入る美しいトラス構造の大屋根がダイニングです。高い天井と大きく取られた窓一面に映し出される季節の開放的な心地よさと、大きなグリル台を中心として活気溢れる雰囲気の両方をお楽しみいただけます。
ダイニングからさらに丘を登るとクラウドテラスが広がり、その最上部には小さなカフェがあります。カフェでは煌々と炎をたたえた薪ストーブがゲストをお迎えします。キャビンもパブリックエリアも雄大な景色や林の中で、アウトドアを楽しんでもらうための星のやを設計しました。